夏場の衣類に多く使われる吸汗速乾素材はポリエステルの割合が多いのですが、このポリエステルは皮脂が付着しやすい性質です。
こまめに洗濯をしていても洗い落とせなかった皮脂と雑菌が混じりニオイや黄ばみとなってしまいます。

ポリエステルとは

Wikipediaには

ポリエステル (polyester) (PEs) とは多価カルボン酸(ジカルボン酸)とポリアルコール(ジオール)との重縮合体である。 ポリアルコール(アルコール性の官能基 -OH を複数有する化合物)と、多価カルボン酸(カルボン酸官能基 -COOH を複数有する化合物)を反応(脱水縮合)させて作ることを基本とする。

とありますが、専門用語が多くて解りづらいですね。
要は天然素材ではなく、人造繊維という事です。

長所と短所

 長所

  1. 優れた強度、伸度を持っており、衣料用合成繊維の中では耐熱性が高い方で、汎用性に富んでいる。
  2. 熱セット性が高いので、スカートのプリーツ加工等が容易である。
  3. 水分を吸いにくいので、乾きが早い。
  4. ハリ・コシがあり、濡れても特性が変化しにくいので、シワになりにくく寸法安定性に優れた製品ができる。
  5. 紡糸しやすく、極細、特殊断面などの異形糸が作られている。
  6. アルカリによって繊維表面から溶解し、絹織物からセリシンを除去したときのような軟らかな風合いが得られる。
  7. 用途、需要量の広がり、製造技術の進歩によって製造コストが低くなりつつある。

 短所

  1. 吸湿性に乏しく夏の高湿期は蒸れやすい。また、冬の乾燥期には静電気が発生しやすい。
  2. 風合いが単調で、製品に高級感を求めにくい。
  3. 紡績糸の織り編み物に毛玉が発生しやすい。
  4. 一般に高温染色が必要であり、発色性はやや悪い。
    ※ただし、ポリマー改質、製糸技術、織り編み後の加工技術や天然繊維との巧みな混用により、これらの欠点の多くは解決されている。

 

黄ばみやニオイ落とし

 

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ポリエステルはフィット感・速乾性に優れていますが、綿素材に比べると吸水性が悪く汚れがおちにくいというデメリットもあります。
黄ばみやニオイを落とすには酸素系漂白剤が良い様です。

洗濯後は雑菌が繁殖しやすい室内ではなく天日干しにするとより高い効果が得られます。
梅雨の時期は湿度も高くなりがちで、雑菌が繁殖しやすくなりますので注意が必要です。

これでもまだニオイが気になる方は脇汗パッドや脇汗ガード等を使用されることをおすすめします。